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放射線情報システム[iRad-RS] 検像システム [iRad-QA]
iRad-RS iRad-QA 〜患者様の動線を考慮したシステムの構築〜
戸田中央総合病院 放射線科 江川公伸 先生
2010年9月にシステムリプレイスを迎え、放射線情報システムiRad-RS・放射線治療システムiRad-RT・検像システムiRad-QA・整形外科専用DICOMサーバiRad-OTが稼働し、整形外科部門を含めたフィルムレス診療を行なっている。今回のシステムリプレイスにおける体験談や導入したシステムについて、システム導入WGメンバーである放射線部門 江川先生にお話を伺った。

導入経緯について

  • システム導入経緯について教えてください
  • 前まで使用していたハードは1999年に導入されたものなのですが、かなり陳腐化してしまい、業務で使用するにはかなり厳しい状況でした。今回リプレイスしたの初めてだったのですが、システムリプレイスと共にPACSも新規導入となり、かなり慌しいスケジュールで設置導入しました。
  • インフォコムを採用した理由は何でしょうか?
  • まず第一点目に、治療から診断・RI業務まで、全て1つのメーカのシステムでカバーできるという所を重点に置きました。1つのメーカにすることによって、障害時の対応の窓口が1つに集約されます。
    2つ目に施設別の作りこみができると言うことを挙げています。
    3つ目としてRISと検像システムの緻密な連携ができると言うことを挙げています。

導入ワーキングで検討したこと

  • 導入ワーキングではどのようなことを検討しましたか?
  • 患者様の動線を中心に、どのようにしたら検査がスムーズに進められるかを重点を置き、各部門に即したワークフローについて検討しました。
    RIはSPECT-CTの運用にあわせ、注射と検査を一緒に管理できるように調整しました。治療は治療RISでオーダを発行し、オーダリングにオーダの内容を反映できるように調整しました。また装置とのMWM・MPPSを綿密に出来るように調整しました。

検査業務の運用について

  • 検査の流れについて教えてください
  • 患者様が放射線科の検査に見えたら、放射線科受付で受付を行います。受付処理を行うと依頼箋が自動的にプリンタから出力されるので、患者様に渡し、待合室に誘導します。
    検査担当者は患者様を受付番号で呼び出し、検査室内で依頼線を受け取って、RISの検査内容とつき合わせて確認します。そして検査を開始します。
    もちろん検査後の会計処理もRISで行っています。検査画像は検像システムを使って検像しPACSに転送しています。
  • 受付

    検査の受付を行い、依頼箋を患者様に渡す。

  • 検査開始

    検査番号で患者様を呼び出し、患者照合を行う。

  • 撮影

    iRad-RSでで依頼内容を確認しながら、検査を行う。会計処理も行っている。

  • 検像

    iRad-QAで検像処理を行いPACSに転送する。RIS-QA間連携を行い、iRad-RSに画像状況を通知している。

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