医療機関向けITソリューション

医療情報の高度活用により医療の質向上をサポートします。

導入準備中に発覚した問題点

  • 導入準備中になにかトラブルはありませんでしたか?
  • ワークフローを十分に検討したつもりだったのですが、自分たちが想定していたワークフロー以外のものが出てきてしまいました。 例えば依頼箋に患者様のコメントが載っていたのですが、コメントが載っていると患者様の目に触れてしまい問題があるため、稼動前に依頼箋からコメント情報を外していただきました。
    それ以外にも様々な問題に対処していただき、一緒にシステムを作り上げていきました。

導入後、システムを使ってみて

  • 導入したシステムは、どのような点が業務に役立っていますか?
  • 様々な問題に自分たちで対処できるように設計されていることが役立っています。
    iRad-RSの検査リストで検像のステータスを確認することが出来るため、モダリティからPACSへの画像転送漏れを容易に確認することができます。また、様々な画面のレイアウトをユーザ操作で自由自在に変更したり、今まででしたらSEを呼ばないとできなかった設定を、自分達で自由に変えることができます。
    造影剤の禁忌情報や体内金属等の情報を、RIS上で登録・管理することができるため、検査を安全に進める機能も搭載されています。
  • 画面のレイアウト変更

    ドッキング・ウインドウ技術を使い、様々な画面を好きなレイアウトに変更することができる。

  • 造影剤アレルギー情報登録画面

    造影剤アレルギー情報をRIS独自に登録することができる。アレルギーがある患者様の検査前に警告を表示することも可能。

検像システムについて

  • 検像業務はどのような運用をしていますか?
  • 当院は外来病棟全てにおいて放射線科用の高精細モニターを設置しています。全ての画像参照端末が管理され、キャリブレーションされています。検像システムで適切なWW/WLを設定してからPACSで保存できれば、全ての端末で同じ画像が参照でき、すばらしいことだと思います。
    しかし、PACSに格納された画像のタグ情報に全て、情報を完璧に登録することは、マンパワー的に難しいです。検像システムを使用することで、タグ情報が入っていなかったり、情報に不都合があると自動的にエラーチェックしてくれるため、検像業務の負担軽減が可能です。
  • 検像システムを導入するメリットは何でしょうか?
  • 今まで行っていたフィルムでの業務は、最終的に放射線科から出た画像は診療放射線技師の責任と考えれば、検像は以前から行っていたことであり、ただ方法が変わっただけだと思います。
    だからこそ検像は必須ですし、どの方法を取るかは病院組織でそれぞれの考えがあるのは当然です。それをどれだけ効率よく正確に行うことが出来るかが、問題になると思います。
    検像システムは検像の一方法として正確に行うために重要なツールであると考えています。

将来への期待

  • 放射線部門システムの将来像について
  • 院内を無線LAN化してタブレット型のPCのようなものでRISを動かし、その端末で患者認証等を行って依頼箋をなくすことが出来ると思います。
    また、ポータブル撮影時に病棟で画像を見ることができれば、撮影時に役立ち、被曝も抑える事ができて良いと思います。
  • 今後、インフォコムに期待すること
  • 引き続き、インフォコムならではのテクノロジーを使って、新しい技術を提案して、医療に貢献し続けていってほしいと思います。
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